お稽古をする上での「目的」と「手段」
また雪かきしなくちゃーと思ったのですが
今日は暖かいのでそのまま解けそうですね。
さて、今回は「目的と手段について」
一般的に音楽を演奏する人の目的とは
「人に聴いてもらう」なんでしょうね。
ただ私がお箏を弾きたい!と思った最初の動機は
「演奏を人に聴かせたい」というよりも
「演奏することを楽しみたい」ということでした。
練習が苦になるというよりは、
お琴や三味線に向かっている時間そのものが好きです。
思うようにできないことは悔しいですが。。。(^^;)
ですので、かつて大先生より「チームを組んで人前で弾きなさい。」
という新たなるミッションを与えられた時には
「あわわわ、どうしよう」と思いました。
そうなると、練習そのものの意味が変わってきます。
自分が弾けることを楽しむ練習ではなく、
人様に聴いてもらえる演奏をするための練習になります。
そのため、今まで気楽なお稽古とは変わってきますが、
今までと上達の速度は変わりました。
演奏に対する意識も変わりました。
目的を持って練習をする楽しさ、達成感が新たに加わりました。
さらに人前で演奏する責任感と厳しさも知りました。
よく「100回の練習より1回の本番」と言いますが
これは、目的を持った練習のことを言ってるんだと思います。
そうやって目的を持って練習を励むのも面白さの一つですが
「手段」そのものを楽しむことは
日本文化の大きな特徴だと思っています。
なので、目的ばっかりにならないで、
日々の練習で自分を見つめたりする時間も
大切にしていきたいと思っています。
のんびりとした楽しむだけのお稽古だとなかなか上達しないし、
かといって目的ばっかりある練習だと
練習そのものが辛くなったり。。。
ということで、その二つがバランスよくあると良いのではないかなー。
お琴や三味線などの習う上ではこの
「目的を持った練習(手段)ができる」
「練習(手段)そのものを楽しむことができる」
という二つがあるのがなんともお得な感じデスネ(^^)
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