太宰治が共感した箏曲家の日記

又吉直樹さんが芥川賞を受賞され、
本好きの彼の影響か、本屋さんでは
純文学が盛り返してきているようですね。

そういえば太宰治の「お伽草紙」を読んでいなかったなと思い
手に取ってみると「琴」という字が目につきました。
それは「盲人独笑」という短編でした。

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「葛原勾当」という人物は江戸後期から
明治にかけて箏曲家として活躍された方で、
お孫さんは童謡作詞家の「葛原しげる」さん。
初心者のお稽古本の作詞をしています。

20150727_1.jpg

葛原勾当は盲人でありながら、
26歳からは自分で考案した活字を使い、
「葛原勾当日記」というお琴と三味線の
お稽古日記をつけていました。
これを太宰治が編纂し、短編として収めたものです。

淡々と綴られるお稽古の記録の中で
私が特に気になった一文。

「おかや。こらしめのため。四きのながめ。
琴にて。三十二へん。」

四季の眺めという曲は15分くらいあります。
32へんって。。。8時間!?
おかやという人物の名前は度々出てきます。
葛原勾当にとって特別な方だったんですね(^^;)
昔の箏曲家というと、ものすごくストイックなイメージが
ありましたが、この短編を読んで非常に親しみがわきました。

太宰治は葛原勾当という人物に
自分を重ね合わせてこの日記を編纂したのだそう。
彼がどんなところに共感したのか
興味のある方はどうぞ(^^)

「お伽草紙」は他の短編も面白いですね。
大人になってからの方が味わい深く
読める本もしれません。

青空文庫で読むこともできますよ♪
◆ 盲人独笑 太宰治

宮城道雄先生の随筆も大好きです♪

20150727_4.jpg

こちらの過去記事もどうぞ。

◆ 文豪は伝統芸能がお好き♪其の弐
◆ 文豪は伝統芸能がお好き♪琴にまつわる小説編

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